最終更新日: 2024-11-25
目次
オーディション写真 撮影前の確認事項
オーディションで最も倍率が高いのは一次審査であり、それを通過するには「オーディション写真」が決め手になると言われています。逆にいえば” 上手に撮影できれば高い確率で一次審査を通過出来る “とデータは語っています。そこで一次審査のポイントを押さえる為に「撮影前に出来ること」を紹介します。しっかり準備して審査に臨みましょう。
オーディション写真 撮影前の最初のチェック項目 3選
一般的なオーディションの「募集要項」は以下の8項ですが、- イベント・番組名
- スケジュール
- 募集配役
- 応募条件
- 審査項目
- 応募方法
- 〆切の確認
- 通知の方法
通常、オーディション写真は” 上半身×1枚、全身×1枚の計2枚であり “通常の応募サイズは「縦12.7㎝×横8.9㎝」(L版)となります。
最初にやるべきことのポイント
オーディションに必要な事柄が分かりましたね。指定のオーディション用紙がある場合は「写真サイズ又はデータサイズを確認」してください。もし写真サイズが数字で指定されていない場合はダウンロードしてお持ちください。
オーディション写真の基本撮影法
オーディション写真や宣材写真の撮り方には次のような指定があります。- 上半身=頭の先から顎の先までしっかり写りよく顔が分かる事
- 全身=頭の先からつま先までしっかり写っていて体型が分かる事
カマラマンなら分かるはず!?
カメラマンに頼らず自分で出来るようにするのが安心
オーディション厳選ポーズ
こんな感じに撮りたい、撮られたい!
合格を目指して、こんな感じの仕上がりを目指しましょう。- 細身に撮る
- 顎のラインを美しく
- 目を輝かせる
- 口元を美しく
- 左右の目のバランスを良く見せる
- 二の腕をすっきりさせる
- 細い脚に撮る
- 真っ直ぐな脚に見せる
- ウエストをシャープに見せる
- 小顔・脚長にする
- ほうれい線を目立たせない
- やる気を見せる
TS新宿スタジオなら大丈夫
どう撮るかはカメラマンの技量で決まります。どんなスタッフが働いているかが重要です。
上手に撮影する、されるコツ 3選 / これで解決
本来撮影は楽しいモノです。でもオーディションを考えると緊張します。でも心配はありません。カメラマンはそんな皆さんの気持ちを知っています。- 笑顔が引きつる
笑顔は魅力的ですが誰もが笑顔で撮影することはありません。性別や個性に合わせて無理ない顔で撮影しましょう。 - 顔が固定される
顔や体を固定して撮影すると硬いイメージに仕上がります。生き生きした表情にするには顔や体を少し動かします。シャッター音に合わせて顔を少し横に向けてみましょう。色んな表情が繰り出します。
- 顎が上がる
上半身の撮影で顎は上がりやすくなります。理由の一つに姿勢を良くすることがあります。背筋を伸ばしすぎると体が後ろに反るからです。その体勢のままカメラを見ると「見下げる」ことになりえばっているように見えてしまします。背筋の力を抜いてリラックスしましょう。
プロのヘアメイク・キレイの理由 3選
撮影用のヘアメイクは生活の中で行うヘアメイクとは異なります。それでは「何が違うか」をご説明致します。- 照明を計算する必要がある
撮影では強い光を当てることで美しさをドラマティックに引き出すことが出来ます。その光の強さは撮影ごとに変わるので、適宜メイクの濃淡を変える必要があります。
強い光の時はこってりと、弱い光の時はさらりと、変化させる必要があります。いわば照明とヘアメイクは一心同体ということが出来ます。
もし個人でいつもの通りのメイクをした場合、スッピンの様になったり、厚化粧になったりと、バランスすを取る事は困難です。 - ナチュラルに見せる必要性
オーディション写真、宣材写真、共にナチュラルに仕上げる事を求められています。それは様々なオーディションに応募、提出する為ですが、そこではこってりとしたメイク顔ではなく素肌感が見たいからです。
しかし言葉通りに「ナチュラル」一辺倒では印象的にすることは出来ません。
そこで大切なのが「ベースメイク+ポイントメイク」のバランスです。個人個人に合わせて最適な強弱をつけ魅力ある人に仕上げる事が大切です。 - 職業やイメージに合わせて創ることが出来る
女優=美しく、声優=可愛く、コンテスト=印象的、などテーマを持ってヘアメイクすることで理想を具体的に実現することが可能です。
たとえば「可愛くする」ためには「丸い目」に近づけるのが一つの方法です。「切れ長」であっても目の中央上下にアイラインを太く入れることで丸い目に見せることが出来ます。またまつ毛を多く見せることで「目」は丸く、更に大きくなり
印象敵になります。この様に顔の特徴を掴んでバージョンアップさせることが出来ます。
撮影用メイクのコツ
ご自分の「ヘアメイクはこうである」と決まっている以外はヘアメイク付きプランをお薦めします。「餅は餅屋」(モチハモチヤ)という言葉があるように、その道のことはやはり専門家に任せて頂くのが一番です。
修正のポイント 3選
修正とは写真データをパソコンに取り込み、ソフトを使って形や色を変えることを言います。出来ないのはピントの合っていない写真のピントを合わせる事のみと言われています。しかし何でもできるからと言って「やりたい放題」では信ぴょう性を失いかねません。そのため(面接があったり、スタッフやお客さんに会うので)オーディション写真や宣材写真では様々な配慮が大切となります。
修正はプロならではの視点で行うことが大切で次の3点を大事にしています。それが「気配り・テクニック・職業の考慮」です。
- 気配り
レタッチャー(修正をする人)はどの程度「修正」をしても良いか心得ておかなければなりません。
なぜなら明らかに修正して写真審査のみ通過しても仕方がないからです。
つまり「どこを修正したかは分からないけれど確実に印象が良くなっている」、それがオーディションに配慮したベストと言えます。
たとえば、撮影当日に出来た、ニキビ、傷など、「いつもはないけれど出来てしまった」トラブルの修正には非常に有効です。しかし目を大きくしたり、脚を細くしたりでは2次審査以降の面接で支障がでる可能性があります。またやみくもに修正することは「改悪」(修正の対義語・かいあく=かえって悪くすること)に繋がり印象を悪くします。
- テクニック
自然に修正できる技術力が必要です。またセンスの善し悪しがポイントとなります。 - 職業の配慮
どんな仕事をしているかで、何の目的で撮影するのか考慮する必要があります。オーディションは一次通過後には必ず面接がありますので修正を過剰に行っては合格出来ません。芸能人の宣材写真であればほどほどに可能だと思います。ビジネス系のプロフィール写真であれば、そこそこ大丈夫だと考えています。
改悪となってしまったケース
- 面接でがっかりさせてしまう
- 全然違いますね、と言われた
- 最近の写真が見たかったです、と言われた
- 別人ですね、と言われた
修正の失敗
目を大きくする、脚を細長くする、小顔にする、など大抵のことは撮影テクニックやヘアメイクで良くすることが可能です。
しかもパソコン上の修正よりも実際に行うキレのあるポージングで脚長にしたり、目の開き方を覚える事により更に印象的にすることが出来ます。そのため修正は補助的な役割として捉えることが良いのではと考えています。当スタジオのオプション「宣材写真仕上げ」は全てに配慮してレタッチを行います。
初めての撮影、写真が苦手な方のレッスン付きプラン
オーディション用の撮影が初めてだったり、何回か撮ったことはあるけど苦手、そんな方向けの撮影前のショートレッスンを用意しています。これは「当フォトスタジオのオリジナルレッスン」で他にはありません。そこでここではどの様なレッスンをするのかご説明いたします。
- 撮り方の説明
本日どう撮るのか、またどうすると良く撮れるかお話しします。 - 自由に撮影
始めはアドバイスをしないで撮ってみます。自由にスナップショット感覚で撮影します。徐々にどのようなレッスンをすると良いか分かるので、あなたに合ったオリジナルレッスンをすることが可能になります。 - 表情の作り方を練習
笑顔、誠実、クールなどどれが似合うかを見つけだし練習していきます。「こんな感じは如何ですか」など提案しています。 - タイミングの合わせ方
カメラマンとタイミングを合わせるレッスンをします。なぜなら静止して撮るとイキイキとした表情にならないからです。ファッションモデルの撮られ方を少し勉強します。(楽しく出来ます) - 気持ちを開放する
少しテクニックが上達したら、気持ちを入れるコツをお教えします。気持ちの入っている写真が「人」(審査員)を動かします。 - 慣れてくる
どなたでも徐々に慣れてきます。楽しくなるとノッテきてすごく良くなります。
通常オーディション写真や宣材写真は何回か撮影するうちに上手になりますが『最初から上手にしたい』との思いを実現できる画期的なプランです。このレッスンが人気ある理由は「マニュアルではない」事にあります。もしマニュアル化されていると一定の効果は見込めますが、きめ細かいアドバイス、サポートをすることは困難です。ここで本当に大切なのは個人のレベルや性格に合わせて行うことです。
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オーディション写真と宣材写真の違い
オーディション写真と宣材写真はどちらもプロフィール写真ですが「立場や状況」により呼び方が変わります。その「相違点」は以下のようになります。- 個人でオーディションを受けるためにプロフィール写真を撮影します。
- 所属オーディションや一般オーディションに提出(応募)する写真は「オーディション写真」と呼びます。
- 事務所(プロダクション)に所属すると宣材写真(プロフィール写真)を撮影します。
- 事務所からオーディションに提出する写真は「宣材写真」となります。
- オーディション関係者から見ると事務所から提出された宣材写真はオーディション写真として扱います。
- そして「宣材写真は」仕事が決まると関係者にタレントプロフィールとして配られる役割もあります。
オーディション写真と宣材写真の違いとは
「立場が変わると呼び名が変わる」そんな違いがあります。撮り方も多少異なりますが自己アピール用の写真であることは同じです。
職業別の撮影法 / 概要
声優
今や声優は最も活動範囲の広い(芸能界の)職業と言えるかも知れません。吹き替えなど声の仕事はもちろんの事、歌手、ライブ、テレビ出演、雑誌、写真集まで多岐に渡ります。そこでオーディション写真・宣材写真を可愛く、美しく撮ることはもちろんですが、「声の質」を考慮しています。特に「声の高低」により適した役柄が決まる場合がありますので、そのイメージに合わせるて撮る事が重要と考えます。一次(写真)審査通過のみを考えるのではなく、『最終合格又は所属後の活躍』を目標としています。俳優
目標とするプロダクションの傾向に合わせて撮るようにしていますが、ルックス、性格、ファッション等を考慮する事で「強いオーディション写真」にすることが出来ます。また実際に様々なプロダクションの宣材写真を撮影していますので、その傾向を反映させることが出来る事が「当フォトスタジオの強み」と言えます。撮影した「宣材写真」の利用で、テレビドラマ・CM・映画等のメディア関連から、舞台・演劇等の幅広いフィールドでの出演、活躍のバックアップを果たしています。
テーマパーク
ダンスシーンのオーディション写真は躍動感、美、キレにこだわって撮影しています。ポーズのアドバイスにより8頭身が可能です。バレエ
バレエ団入団、留学、パフォーマンスを対象とした撮影です。美しい体、ポージングに注力して撮影に当たります。モデル
モデルは写真に関してプロである必要があります。印象的な表現が出来ることが必要でコンポジット(写真作品)のクオリティーがプロモデルとしての是非を握ります。そのためしっかりとコラボレーションして「印象的な作品」に仕上げます。歌手・ミュージシャン
オリジナリティーが重要なのが歌手、ミュージシャンです。楽曲に合わせたルックスで個性を強調しましょう。オーディション写真・宣材写真も個性的に表現します。ミュージカル・ダンサー
劇団四季、東宝、宝塚などは合格者の傾向をマーケティングしています。写真がとても重要なカテゴリですのでしっかりとフォロー致します。子供・子役
当フォトスタジオにおいて人気のカテゴリに成長しつつあります。小学生以下のお子さんの場合「集中力のある間に撮ること」がポイントと言えます。その為には楽しく、明るくがコンセプトです。イキイキとした表情でオーディションを突破しましょう。コンテスト
美しさを強調したいのがこのカテゴリです。顔の表情だけではなくスタイルも重要です。ミスコンテストの代表者も生み出しています。音楽家・演奏家
声楽、ピアニスト、バイオリン、フルート、トランペット、チューバ、ファゴット、チェロ、コントラバス、オーボエ、ホルン、サックス、指揮者・・etcなど様々な撮影が可能です。ビジネスプロフィール
当フォトスタジオにお見えになる方は「ビジネスにおいてプロフィール写真が重要であること」を知っています。そのことを心得て撮影にあたっています。プロフィール写真がビジネスを成功に導く一端となることを確信しています。