日本トップレベルのバレエダンサー育成機関である「新国立劇場バレエ研修所」。チャレンジするご本人やサポートされる親御さんにとって、ジュニアクラスや本科への入所は大きな目標となります。この記事では、数多くのバレエダンサーの夢を後押ししてきたTS新宿スタジオの視点から、オーディション合格に向けた心構えと、実技審査・書類審査に向けた準備についてお伝えします。
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目次
新国立劇場バレエ研修所 ジュニアクラス・本科の審査と「ワークショップ」の重要性

チャレンジすると決めたら、近年の傾向を押さえておくと良いでしょう。特に新国立劇場バレエ研修所 ジュニアクラスでは、本選考の前にプレ・オーディション形式のワークショップが開催されることがあります。
このワークショップは単なるレッスンではなく、優秀と認められると、そのまま入所特典が得られるケースがあります。これは大きなチャンスとなります。(※実施の有無や内容は年度によって異なるため、必ず新国立劇場の公式HPで最新情報をご確認ください)。
見事書類審査を突破し、このワークショップや一般選考での実技試験に進んだ際、一体どのような心構えで挑めばよいのでしょうか。
実地試験を突破する心構えとアプローチ
「目立つ」べきか、「基本」を見せるべきか
実技審査において「他の受験生より目立たなければ」と焦る必要はありません。新国立劇場のような由緒ある研修所が求めているのは、派手なテクニックで悪目立ちする完成されたダンサーではなく、「基礎が正確で、スポンジのように教えを吸収できる素直な原石」です。
アンデオールの正確さ、丁寧な足さばき、音の取り方など、日々のレッスンで培ってきた「ごまかしのない基本」をしっかりと見せること。それが結果的に最も美しく審査員の目に留まり、本物の「輝き」となって評価されます。
緊張を味方につけ、実技試験でリラックスする方法
オーディション特有の張り詰めた空気の中では、どうしても身体が硬くなってしまいます。実技試験を経て、待ち望んだ合格連絡を受け取るためにも、リラックスするための最大の秘訣は、意識のベクトルを変えることです。「審査されている、間違えてはいけない」というプレッシャーを手放し、「日本のトップバレリーナたちが足を踏み入れた名誉ある場所で踊れることへの『感謝と喜び』」に意識を向けてみてください。
バーに手を置いた時、床の感触を足裏でしっかりと感じ、深呼吸を一つ。「ここで踊れるのが嬉しい」という気持ちが芽生えれば、顔の力みが抜け、自然と音楽に乗って伸びやかに踊ることができるはずです。
身長やスタイルに不安を感じているあなたへ
バレエは視覚の芸術。そのため、身長や手足のラインといったスタイルが、評価に影響することもあるでしょう。しかし、「理想的なスタイルじゃないから…」と、一人で不安を抱える必要はありません。
「私には無理かな」と、一人で結論を出してしまうと、せっかくの才能が埋もれてしまう可能性があります。だからこそ、まずはチャレンジ精神を持ち、トライすることから始めましょう。その前向きな気持ちは、あなたを何倍も大きく見せ、何より「魅力的なダンサー」へと向かう確かな足がかりとなるはずです。
その確たる証拠が、現在世界中の名門バレエ団で主役級として活躍している日本人ダンサーたちの存在です。彼ら、彼女らのすべてが、誰もが羨むような理想的な体型をしているわけではありません。自信がオーラを作り出し、圧倒的な空間支配力を身にまとう。それが人の心を動かすことに繋がるのです。
オーディションの第一関門:ファーストインプレッションは「提出する写真」で決まる
実技試験に進むためには、まず書類審査を突破しなければなりません。審査員に「この子の踊りを生で見てみたい」と思わせる写真の準備について、簡潔にお伝えします。
オーディションに相応しいレオタードとポワントの選び方
本人の骨格に似合い、手足が最も長く、美しく見えるものを選ぶことが重要です。腕を長くスッキリと見せるには、肩のラインを華奢に見せる細めの「ダブルストラップ・レオタード」を推奨します。ポワントは足先が細く見え、アーチが美しく際立つ綺麗な状態のものを用意しましょう。
「美しいポジション」で基礎力の高さを表現する
基礎力の高さは「正しいアンデオール」と「引き上げ」に表れます。写真だからといって「形を作って止まる」のではなく、実際に踊っている時のように「動きのエネルギーを保ったままシャッターを切る」ことが秘訣です。
自信につながる「個性」を写真に落とし込む
膝が柔らかい、アーチが出やすい、手足が長いなど、そのダンサーが持つ「最大の武器」を写真に入れ込みます。これはスタジオでカメラマンや先生と一緒に見つけ出していくことが得策です。
指定日までに「早め」に提出する
難関オーディションにおいて「早めの提出」は、本人の強い熱意と自己管理能力の証明になります。審査員が何百枚もの写真を見て疲労する前の「フレッシュな状態」で審査してもらえるという現実的なメリットもあります。
まとめ:チャレンジしよう!先生たちは「才能」を待っている
撮影時に、様々な先生方とバレエについて話します。新国のバレエ研修所の先生とお話しする機会もあります。その中で、印象に残ったのは、まずはオーディションの場に立つことが大切であることです。最初から完璧である必要はなく、現在の実力とやる気、素直な気持ちがあれば良いのです。経験豊かな先生方にあなたの奥に眠る、才能を見せる機会を持ちましょう。
実力のバロメーターは、アラベスクでオンポワントができることです。さあ、新たな1ページを開きましょう。















