最終更新日: 2024-06-21
目次
バレエ写真スタジオが提案するベストを尽くす4選
バレエ団のオーディションやコンテストで重視されるのが” 顔写真&ポーズ写真 “です。そんな中ポーズの重要性は感じていても” 顔の重要性 “に対して意識の高い人はまだ少数派かもしれません。なぜならポーズのレッスンはよく行っていても表情のトレーニングをすることは少ないからではないでしょうか。
実際、二つの重要性は有名バレエ団の公演を鑑賞すれば分かる通り「顔とポーズの美の追求」に余念はありません。バレリーナは憧れであり、観客を魅了しなくてはなりません。そうであるならばバレエ界を目指す人にとって克服するべきは” バレエ団が求める人材になる “ことです。
そこでT.S新宿スタジオでは「顔づくりとポージング」にこだわりを持って撮影に臨んでいます。そこでどのようにすれば” 良い顔写真&美しいポーズ写真 “に出来るか、更にプロならではの” メイクアップ&照明テクニック “の関係をご紹介します。
バレエ写真の真髄
顔写真が映えるポイント4点
印象的なバレエの顔写真は” 顔とデコルテの美しさ “とも言えます。この両軸が整って初めて美しい仕上がりになります。『デコルテ』を美しく見せるには、胸元を「鎖骨」が見えるように大きく開け「首」を長くデフォルメします。レオタードのストラップはシングルで細く繊細なデザインにするのが基本です。
次に『写真』のチェックポイントを絞ってみました。
- 強い眼差しは「黒目と白目」のコントラストが決め手
- 開いた眼の中央に「黒目をポジショニング」する
- 口角を左右均等に上げることで「爽やかで豊かな表情」が生まれる
- 唇と歯のポジショニングまで気配りできる経験を養う
でも各々の目元、口元の形や筋肉の発達は異なるので、開き方、上げ方、力の入れ具合も変わります。そんな時こそ” カメラマンの適切なサポート “がワンランク上のあなたを創り上げるのです。
おすすめ2選:「ヘアメイク付き+ショートレッスン」
美しい顔は適切なサポートがあれば可能になります。更に上を目指したい、そんなあなたを強力にサポートする撮影前の” プチレッスン “をご指定下さい。
目と口の克服すべき2点
顔の印象を決める目と口を使って” 印象的な顔にする方法 “をご紹介します。
普通笑うと口が大きくなり目が細くなります。この笑顔は爽やかであっても印象的とは言えません。そこで笑っても「目を細くしない工夫」が必要になります。それには口よりも目に意識を向けることです。これは” 印象的な笑顔創り “の基本になります。
メイクと照明の役割
印象に残る顔は ” 適度な立体感 ” が必要です。顔に奥行きを作れば平面的な写真であっても立体感が損なわれません。それが顔の印象を強くし記憶に残るバレエ写真を作り上げます。それを実現するのがメイクと照明です。美肌と照明を上手くミックスし” インパクト “を増幅させるのです。
しかし両者は相反する要素を含みます。すなわちメイクは「にきび、吹き出物」をなくし平面的にすることであり、逆に照明は平面的なキャンパスである顔に影を入れるわけです。
この二つの要素を両立するためにファンデーションで美しくなった肌に照明で影を作るのです。そうすれば美肌でありながら立体感のある” 彫の深い顔立ち “になります。
アラベスク 美の3要素
アラベスクはバレエ団オーディションに欠かせない全身ポーズです。国内外を問わず第一アラベスクが課題となっており” ポーズの美しさやバレリーナとしての将来性 “を見極ようとしています。アラベスクは難しい反面ポーズルールがしっかりと確立されているので” カメラマンがポーズを理解していればサポートは有効 “です。そこでどのように「ポーズのサポート」をするかご紹介します。
アラベスク オンポワント/2022~2023から
ポーズ写真は大きく分けて3つの要素が絡み合っています。その掛け合わせが美しさを2倍、3倍へと増幅させます。
アラベスク美の3要素とは
- ポージング
最も重要なのはポージング自体の美しさです。正しくポージングするのは勿論ですが” 華 “を感じさせるパフォーマンスならいっそう素晴らしいです。 - 照明
ライトの「当て方、強弱、光の質感」を利用しポージングの美しさを拡大させます。照明の「光と影」を操れば” 被写体を強調 “させることが可能でバレリーナとしての可能性を拡大する役割を担います。 - 背景
ペーパー、窓、カーテンなど様々な背景が考えられます。これらの中で” ポーズを際立たせるのなら無地のペーパー背景(白のホリゾントも同様)が秀逸 “です。なぜなら背景にモノや景色があるとポーズが見にくく、評価がしにくいのです。
ポージング
撮影ではピンポイントで美しい瞬間を写真に収めます。これはステージ上のダンスシーンを撮影するのとは全く異なります。何が異なるのか? スタジオ撮影はダンサーとカメラマンのコラボレーションであることです。
アラベスクのポージングには個性が現れます。早いタイミングでポージングし、瞬間的にシャッターを切ることもあれば、ポージングが頂点にある時間を長く保ちながら撮影することもあります。誰しも性格が違うようにポージングも異なります。だからポージングをして貰い、時には希望を聞きながら撮影して行きます。このサポートを” カメラマンのポーズガイド “と呼んでいます。
ポーズガイドは様々な” 部位の美しさ構築 “にも有効です。軸足への重心の掛かり具合、両腕の伸び具合、両膝の入れ具合、両脚の外旋と体の開き具合、などもチェックします。
ポーズガイド:有り無しの相違点
ガイドがなければ自身の感覚だけが頼りになります。ポワントが立っていない、膝が曲がってる、外旋していない、等があってもき「気が付かない」かもしれません。対してガイドがあれば全て気が付き修正を試みることが可能です。
照明効果
上部のアラベスクには左右と上部から適度な照明を当てています。御覧の通り軸足(右足)の左右から照明が当たることで脚は引き締まって見えます。更に指先から始まり、顔、胸、トルソー、そしてポワント(左足)にも光を当てることで” 美しい横のライン “が生まれます。
ここでは、照明効果を分かりやすくする為にバストアップの写真で解説します。
簡潔に言えば左右の光の強さを変えることにより” 奥行き “を作りだします。鼻筋がたち「彫りの深い顔」になるのが分かります。
背景で写真が変わる
NO.1とNO.2のアラベスクのイラストを比較してください。同じポーズイラストですがNO.1の白背景よりNO.2のグレーのグラデーションのほうが奥行きを感じます。体も立体的見えることからポージングにプラス効果があります。
T.S新宿スタジオは(指定がなければ)アラベスクなどポーズ写真にグレーのグラデーション背景での撮影が多いです。
アラベスク アテール/2022~2023から
バレエ写真スタジオのまとめ
プログラム、プロフィール、バレエ団 バレエ学校等向けの美しいバレエ写真はチャンスを拡大させます。一度で完璧に撮影できれば良いですが「ステップアップ」すれば良いでしょう。撮影を経験することで長所、短所が分かり今後に生かすことが出来ます。バレエ撮影の特徴/プラン&予約フォーム
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