最終更新日: 2023-10-12
オーディション写真 笑顔のつくり方とポイント
笑顔は人を魅了する力を持っています。だからオーディション写真では笑顔が多くなります。
業種別では声優、ダンサー、コンテスト、子役などは特に笑顔の割合が増えます。
しかし笑顔が苦手な人もいれば、自分の笑顔が嫌いな人もいます。また笑顔といっても種類は多く” 自分はどの笑顔が似合うか “を知る人は少ないでしょう。
そこで笑顔が良いのか、それとも真顔が良いのか、などを取り混ぜながら笑顔のつくり方をご紹介します。
笑顔のテクニカルポイント
笑顔づくりのポイントは目元と口元です。口元は口角を上げることで爽やかさは増して行きます。
でもやみくもに口角を沢山上げるのが良い訳ではありません。
それは口の形、歯並び、表情筋などを見ながら” 最適な笑顔を見つけ出す必要 “があるからです。
・・平たく言うと、笑い過ぎると「ほうれい線(口の周りの縦線)」が強くなり老けた印象になります。
また、歯茎が見えるほどに笑うとカジュアルすぎてオーディション写真としては適していません。
逆に歯並びに自信のない方でも顔の方向や口の開き方を調節すると良く撮れます。
・・奥の手では歯を見せないで微笑むテクニックもあります。
以上のように様々な笑顔の中から顔立ちに合わせながらTS新宿スタジオの撮影メソッドに合わせて撮影します。
まったり顔のイメージ作りとポイント
「爽やかな笑顔」にしなくても個性や美しさは表現可能です。但し表情をなくした” 真顔 “とは異なります。
写真のような「まったりとした顔」の表情は押さえめで、口は閉じ気味にして笑いません。
これは女優の宣材写真に見られる” 抑えた演技が魅力 “です。
まったり顔のテクニカルポイント
「目、口共には押さえめにする」ことです。目を強調するために「目力」を入れることは正論ですが、目の力を抜いて魅力を出すこともあるのです。
ここでのポイントは目力を加えず、緩い眼差しで” 表情をつくる “ことです。
但し、メリハリを無くしすぎると、ただの疲れた顔になるので注意する必要はあります。実際に掲載の写真は口元を自然に美しくするため、様々なアドバイスを行っています。
当スタジオでは撮影が苦手な方向けに撮影前のショートレッスン「プチレッスン・フルレッスン」を準備しており「分かりやすくて楽しい」と評判です。
まとめ
二つの魅力的な表情をご紹介しましたがオーディション写真で笑顔が嫌われることはないと言い切っても良いでしょう。もし笑顔が苦手、あるいは笑顔は嫌いであるなら「まったり顔」にすれば良いと思います。また何れの表情であっても明るめの服装を準備しておけば良いでしょう。参考までに「オーディション写真の笑顔比率」です。
- 俳優・5~6割
- 声優・7~8割
- モデル・4~5割
- ミュージカル・6~7割
- ダンサー・6~7割
- 子役・8~9割
- 歌手・5割
- コンテスト・8~9割
- ビジネスプロフィール・7~8割
- 音楽家・7~8割
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