最終更新日: 2023-11-18
透明感のある宣材写真を演出
「透明感を出したい」とリクエストをいただき、いったい「透明感」とはなに?・・との疑問が生まれます。そこで透明感のコンセンサスを見出し、共通認識を持ってから撮影することにしました。その透明感の作り方をご紹介します。
透明感を作るアイテムをピックアップする
透明感を感じるシチュエーションとは、- 爽やかで曇りがない
- 表情に濁りがない
- 淡い口紅
薄いピンクに近い薄い色 - 薄いチーク
平面的な仕上げに少々の立体感を付ける程度 - 明るめの髪の色
黒は重く感じるので、ペールブラウンを中心とした薄い色 - 淡い服の色
白系やそれに準じる薄い色 - 首元が開いた服
この場合、色が白い場合に限る・日焼けしている場合は胸元は開けない - 綺麗な肌
滑らかでこそ透明なイメージになる - 明るめの背景色
白い背景はベスト・チャコールグレーなど濃い色はNG - 影を濃く作らないライティング
濃い影は強い照明を当てた時に現れる
・・以上のように
透明感は「ユーザー、撮影、ヘアメイク、服装」等から成り立つトータルコーディネートにより演出出来ることが分かります。
今回の撮影のポイント
ユーザーさんは既に芸能界になじんでいるようです。そんな彼女に似合うのは可愛さ+ファッショナブルな撮り方です。
オシャレですがカジュアル志向が強いので動きのあるスタイルにしました。
ワンポイントアドバイス
爽やかさに一役買っているのが髪を耳にかけたスタイルです。これは担当ヘアメイクと相談しその場で決めます。
状況を見ながらT.P.O.で使い分けるのがポイントです。
・・全身も同様に軽やかさを出すようにしました。
靴がウエッジソールなのでかかと部分が重く感じましたが、つま先立ちのポージングして軽やかさを出しています。
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